顔認証入門 おまけ1 顔認証能力テスト
今回はおまけ回です。2018年、顔認証の分野で著名な研究機関の人たちが、顔認証に関する興味深い論文をPNASに発表しました。簡単に説明すると、『一般人やプロの検査官、顔認証システムの顔認証性能をテストしてみた』という内容です。そして、そのテストで用いられたデータセットが公開されています。全20問と簡単にテストできますので、興味のある方は挑戦してみてはいかがでしょうか。
論文へのリンクはこちらからどうぞ。
www.pnas.org
テスト内容は簡単です。2枚の顔画像ペアがありますので、それらが本人同士か他人同士かを当ててください。正解は白文字で書いてありますので、文字選択すると見えます。
※表示する順番はシャッフルしました。ブログの表示の都合上、オリジナル画像ではなく顔領域をトリミングしています。拡大縮小はしていません。
いかがでしたでしょうか?論文の付録を見る限り、一般の大学生の平均正解率は13問程度のようです。20問全問正解した人は、スーパーレコグナイザー(Superrecognizer)と呼ばれるすごい人かもしれません!